ハンドルを切るとタイヤがグラグラする…タイロッドエンドとスタビライザーリンクを交換しました。

フィット用タイロッドエンド(古いものと新しいものを並べて撮影)

お客様より車検のご依頼があり、その際に両輪からガタつきがありましたので調査したところ、このままでは車検が通らない…ということで交換をおすすめさせて頂きました。

あつみ社長

今回はフィット(ホンダ)の車検の際に発見し、タイロッドエンドとスタビライザーリンクを交換させて頂きました。
各部品の役割や機能も合わせてご紹介しますので参考にどうぞ。

ここからの目次

ビフォーアフター

タイロッドエンドの交換

ビフォー(交換前)

フィットのタイロッドエンド部分(交換前の写真)

タイロッドエンド取り外し

フィットのタイロッドエンドを取り外した状態を撮影

アフター(取り付け後)

フィットのタイロッドエンド部分(交換後の写真)

スタビライザーリンクの交換

ビフォー(交換前)

フィットのスタビライザーリンク部分(交換前の写真)

アフター(交換後)

フィットのスタビライザーリンク部分(交換後の写真)

タイロッドエンド、スタビライザーリンクどちらも前輪部分です。

タイヤのフラつきで車検に通らない。

タイヤのフラつきは整備不良と見なされ車検が通りません。

あつみ社長

運転中、ハンドルを切ってグラつきを感じる場合は、お気軽にご相談ください

車検整備では、車をリフトで上げた際にタイヤを左右に振って、ガタガタしたりグラグラするか確認します。

作業時間と費用の目安

リフトアップしタイヤを外したブルーのフィット(正面運転席側)

タイロッドエンドとスタビライザーリンクの交換作業は、1箇所30分程度。
費用も数千円となります。

  • 車種により価格・作業時間は変動します。

タイロッドエンドと、スタビライザーリンクで引き起こす症状

タイロッドエンドの劣化による主な症状

  • ハンドルを切ったときに「コトコト」「ガタガタ」などの異音が発生する
  • ハンドルが重く感じる
  • ハンドルがまっすぐ走らない
  • 車体が思うように動かない

タイロッドエンドは、ハンドル操作をタイヤに伝える役割を果たします。
直進性やステアリングの応答性が損なわれる原因になります。

スタビライザーリンクの劣化による主な症状

  • 足回りから「カタカタ」「コトコト」などの異音が発生する
  • スタビライザーリンク部のブーツにグリスの漏れやにじみが発生する
  • まっすぐ走らない
  • 警告灯が点灯する

スタビライザーリンクはサスペンションの一部です。
車の安定性を守る役割を果たしています。

タイロッドエンドと、スタビライザーリンクについて解説。

あつみ社長

今回交換しましたタイロッドとスタビライザーリンクについて解説します。

タイロッドエンドは、前輪を左右に動かす部品

フィット用タイロッドエンド(古いものと新しいものを並べて撮影)

タイロッドエンドとは、ハンドルを操作した時にタイヤを左右に動かす棒(タイロッド)の両端にある部品の事を言います。

ハンドルを切ると重く感じたり、ガタガタ・ゴトゴトの原因はこのタイロッドエンドが原因のケースが多いです。

またタイロッドエンドの劣化は、経年劣化もありますが、多くはゴムのブーツカバーで覆われているのですが、このゴムが破けることにより中のグリスが飛び出してガタが出ます。

スタビライザーリングは走行時の横揺れ防止に

スタビライザーリンク(スタビリンク)とは、車のサスペンションとスタビライザーをつなぐロッド形状の部品で、走行時の横揺れを防止し、コーナリング時の安定性を高める役割をしています。

フィット用スタビライザーリンク(古いものと新しいものを並べて撮影)

車の不具合、故障・点検、お気軽にご相談ください。

車の不調、不具合を感じましたらお気軽にご相談ください。

また、車検時に点検させて頂き、車検が通るか通らないか?も含め、ご案内させて頂きます。

あつみ社長

無理な交換など致しませんが、お客様に安心・安全なカーライフをお送りいただく為に、選択肢も含めご案内しております。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
ここからの目次